2024年10月15日
10年目の海岸林再生活動
いわき平ロータリークラブ
会長 有賀 行秀
江戸の昔、時の磐城平藩主内藤政長が浜街道沿いに植えた10㎞に及ぶ松林は潮風を防ぐ防風林でもありました。どこまでも続く松林はドライブコースとして市民に親しまれていました。2011年3月11日。大津波が何度も押し寄せたあの日、この松林のお蔭で波は勢いを削がれ林から先は浸水程度で済みました。しかし海水をかぶった松は次第に枯れ始め空の青を区切っていた緑の壁は日毎に欠けていきました。この海岸林の再生の事業に取り組んでいたNPO法人トチギ環境未来基地に賛同し、私たちは10年前から活動に参加しています。最初は倒木の整理から始まり、ついで15,000本の苗木の植樹、そして今年から背丈の倍以上に伸びた若木の下枝打ち、来年は丈夫な木が育つための間伐に着手いたします。
10月12日、NPOの皆さんと会員と会員企業の社員を含め50名以上が参加して作業を行いました。今回の作業は風通しを良くするための若木の下枝打ちに加えて成長を阻害するセイタカアワダチソウ等の下草刈りを行いました。最近は日本各地で頻発する災害にボランティアが分散し、この活動への参加数も減りつつあると伺いました。私たち会員はふるさといわきの緑を守るために今後もこの活動を続けていきたいと思います。この10年で松の苗木は立派に成長し、時の流れを感じています。
2024年10月12日
2015年から続く海岸林再生活動が10年目を迎え、10月12日(土)に新舞子浜公園で作業に汗を流しました。会員と会員企業のトヨタカローラいわき、みずほ銀行いわき支店、関彰商事いわき支店、東邦銀行いわき営業部、常陽銀行平支店の従業員ら総勢50名以上が参加。有賀行秀会長、松態浩社会奉仕委員長が協力を呼びかけた後、クロマツの枝打ちや植栽、草刈りなどに取り組みました。
2023年10月8日
海岸林再生活動は8日、市内の新舞子浜公園で行われました。
会員、会員企業の東邦銀行いわき営業部、常陽銀行平支店、みずほ銀行いわき支店、関彰商事いわき支店、トヨタカローラいわきから計54人が参加しました。のこぎりや草刈り鎌を使い、高さ5mに育ったクロマツの枝打ちや、下草刈りを行い、生育環境を改善しました。大きく育つよう願いを込めてクロマツの苗も植樹しました。会員らは白砂青松の美しい景観を次代に継承していこうと汗を流していました。
2022年12月4日
12月4日、会員、会員企業の社員ら総勢55人の参加で、市内の海岸林再生活動を実施しました。背丈に届かないクロマツの周辺の草刈り、大きく育ったクロマツの枝打ち作業のほか、苗木を植樹しました。
2022年5月21日
東日本大震災の津波被害を受けた、いわき市の海岸林で21日、再生活動に取り組みました。会員、会員事業所の社員ら約50人が参加し、国有林でクロマツの苗木約70本を植栽しました。新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりの活動となりました。活動できなかった期間に生い茂った雑草を刈り取り、苗木を丁寧に手植えしました。
2019年11月2日
恒例の海岸林再生事業を11月2日、平下神谷の旧ユースホテル跡地周辺のふれあいの森で実施しました。東日本大震災で津波の被害を受けた林の中にクロマツの苗木約300本を植えました。会員と会員の勤務する事業所の社員ら合わせて約50人が参加しました。さらに友好関係にある群馬県の太田RCから20人が駆け付けてくれました。
阿部弘行会長のあいさつの後、社会奉仕委員会の松崎浩委員長が実施概要を説明しました。NPO法人トチギ環境未来基地のメンバーの指導を受けて、雑草を刈り取り、苗木を丁寧に手植えしました。
ふれあいの森での植樹活動は、NPO法人いわきの森に親しむ会が中心となって2012年から続けており、平RCは2015年から協力しています。植えられたクロマツは総数で2万3200本になりました。
太田RCは、トチギ環境未来基地に現金41万8000円を寄付しました。関口知会長が未来基地のスタッフ代表の神彩乃さんに目録を手渡しました。
2019年5月11日
5月11日にふれあいの森で実施しました。会員に加え、トヨタカローラいわき、常陽銀行、水戸証券の社員のみなさんも参加してくださり、総勢約40人で実施しました。約2時間の作業で、雑草を刈り取り、クロマツの苗木約70本を植樹しました。
2018年11月8日
群馬県太田市の太田ロータリークラブから18人のメンバーが来訪しました。交流が始まった5年前に社会奉仕委員長だった伊藤盛敏会員がこれまでの経過を紹介し、関口武司会長が東日本大震災とその後のいわき市の状況を説明しました。
太田RCの橋本徹会長が海岸林再生に20万円の寄付を申し出、関口会長に手渡しました。例会終了後、舞子浜病院に移動し、友好の証しとなるオリーブの苗木を植樹しました。
2018年11月3日
11月3日に今年度1回目の海岸林再生活動を実施しました。会員と会員の所属する会社の社員ら総勢約40人が雑草を刈り取り、クロマツの苗木100本を植えました。
2018年5月20日
5月20日に本年度2回目の海岸林再生活動が行われました。皆さんの協力に感謝します。次年度以降も続けていただければと思います。
2017年10月28日
10月28日、平下神谷の現地で「苗木 for いわき」プロジェクトの海岸林再生活動を行いました。今回初めて、いわき分区の共催事業として取り組みました。
いわき平の会員12名をはじめ、他の9クラブから23名、当クラブ会員の事業所である水戸証券いわき支店とトヨタカローラいわき、いわき明星大学から社員・学生らが参加し、総勢55名でクロマツの植林や周辺の草刈りに汗を流しました。
2017年5月20日
4回目になる東日本大震災で被災した海岸林の再生活動を5月20日(土)に平下神谷の旧ユースホステル周辺にて行いました。三瓶和秀会長、山野辺倉平社会奉仕委員長の挨拶のあと、フクシマ環境未来基地のスタッフの指導でクロマツを植えた周辺の草刈り、伐採木の整理に汗を流しました。また、新たにクロマツの苗100本を植えました。
今回は会員のほか、トヨタカローラいわきと水戸証券いわき支店の有志の皆さん、いわき明星大学の学生さん、日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)に登録する県外の大学の皆さん、合計45人が参加しました。
2016年10月29日
10月29日(土)、東日本大震災の津波で被災した沿岸の防潮林を再生する活動を行いました。昨年度から春と秋の年2回、実施しています。
今回は三瓶和秀会長、山野辺倉平社会奉仕委員会委員長ら会員の他、平戸康明会員ら常陽銀行平支店の皆さん、高橋康二会員ら水戸証券いわき支店の皆さん、いわき明星大学の学生ボランティアの皆さんの合わせて45人が参加しました。活動を推進するフクシマ環境未来基地の方々の指導で、草刈りをした後、クロマツ120本を植えました。
2016年5月21日
5月21日(土)に東日本大震災の津波被害を受けた海岸林の再生プロジェクト活動に参加しました。昨年11月に続いてフクシマ環境未来基地の指導の下、平の旧ユースホステル周辺にて行いました。
今回は、いわき明星大学ボランティアセンターの学生、常陽銀行平支店の行員有志が趣旨に賛同して一緒に活動しました。次に奉仕活動を行う高校生のために木の根や雑草を除去する整地に汗を流した後、クロマツの苗100本を丁寧に植えました。
2015年11月28日
5月21日(土)に東日本大震災の津波被害を受けた海岸林の再生プロジェクト活動に参加しました。昨年11月に続いてフクシマ環境未来基地の指導の下、平の旧ユースホステル周辺にて行いました。
今回は、いわき明星大学ボランティアセンターの学生、常陽銀行平支店の行員有志が趣旨に賛同して一緒に活動しました。次に奉仕活動を行う高校生のために木の根や雑草を除去する整地に汗を流した後、クロマツの苗100本を丁寧に植えました。